カードローンを利用して借りられる最大の金額とは
色々なカードローンが登場している中、利用限度額という部分が違ったカードローンも多数発行されています。この利用限度額は、カードローンで借りられる金額を定めて、利用できる範囲を決定する重要なポイントです。
多くのカードローンが、近年利用限度額の引き上げを行っています。これまで借りられなかった金額が借りられるようになり、より一般的なローンにカードローンが近づいているのです。
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借りられるお金は増えた？
昔のカードローンは、利用限度額が最大で300万円だったり、500万円だったりします。あまり大きな金額を借りられないようにして、カードローンは小規模な借り入れで利用する商品と定めていました。しかし、こうした状況は徐々に変わりつつあります。
最近のカードローンは、利用限度額が最大で1,000万円まで用意されています。なかなか1,000万円という利用限度額は難しいものですが、多くの安定した収入と信頼性を確保している人は、最大の利用限度額を得られます。ここまで引き上げた理由は、よりカードローンを一般的なローンに近づけたい狙いがあります。
カードローンの利息は、貴重な収入源として銀行やノンバンクの消費者金融が受け取っています。近年は銀行は収益性が厳しくなっていることもあり、カードローンの利息を多く受け取りたいのです。
そこで利用限度額の引き上げを行って、より一般的なフリーローンなどに近い状態を作り、利息を受け取りやすいようにしている傾向もあります。
利用限度額の引き上げで審査内容も変わる
金額が変更され、利用限度額をさらに引き上げられるようになった現代では、審査内容も変わりつつあります。今までは一回目の審査で大体の判断を行っていましたが、これからは利用限度額の引き上げを行うために、さらに審査が行われる場合もあるのです。
もちろん、利用限度額の引き上げは必要ないと思っている方は、無理をして審査を受ける必要はありません。この利用限度額ではだめ、足りないと思っている人だけが二度目の審査を受ける形です。利用限度額を高めて、より多くの借り入れを行いたいのであれば、もう一度審査を受けなければなりません。
カードローンを提供している会社としても、多くの利用限度額を提供して、カードローンを使ってもらいたいと考えています。審査対応が多くなってしまうのは仕方ないところですが、その分利息という恩恵を受けるために、様々な取り組みを行っているのです。
大きな限度額で借りるためのハードル
ただ、各社各サービスが最大利用限度額を大きくしているとは言っても、希望をすれば誰でも高額融資が受けられるわけではありません。借りるためには当然ながら審査が必要となるために無審査で借りられるわけではなく、一般的に限度額が大きくなればなるほどに審査基準が厳しくなることで、申し込みをしても審査に通らない、借りられないといった結果を招いてしまう可能性もあります。
消費者金融でお金を借りる際には年収の3分の1までに制限がされる総量規制も大きな壁となり、最大利用限度額が大きく設定されていても、それに対応するだけの収入がなければ大きな金額は借りられません。例えば500万円の利用限度額で借りるなら、年収は最低でも1,500万円は必要となるのです。
大きな利用限度額が設定されているのは魅力に感じる部分も多いですが、大きな金額を借りることで毎月の返済額が多くなってしまったり、そもそもの審査が厳しくなってしまったりと様々な問題点もあります。
審査に通って計画的に利用ができるのであれば問題はありませんが、返済の負担が不安と感じるなら大きな金額を希望せずに、少額での必要最低限の借り入れに留めておくのもカードローン利用においては大事なことです。
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