カードローンの履歴は信用情報機関に一定期間に渡って残る
カードローンに限らずクレジットカードのキャッシングやショッピングの利用についても同様ですが、お金の貸し借りに関する履歴は信用情報機関に一定の期間に渡って残ります。
履歴があるからと言って誰かに知られるわけではありませんが、残る履歴によって一時的にローン審査で不利になる場合もあります。
特に気を付けておきたいのは住宅ローンなどの大型のローン審査を受ける場合で、カードローンやキャッシングの履歴が残ることによって、審査に通らない可能性も出てきてしまいます。
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どのような状態で残るか
信用情報機関に残る情報は以下の通りです。
- 氏名や住所などの個人が特定できる情報
- 借り入れや返済などの利用に関する情報
- 何らかのトラブルがあった場合の情報
誰がいつどこでいくら借りたかが信用情報機関では分かるようになっており、各消費者金融や銀行などの金融機関は、審査の際に信用情報機関を通して借金の状況を把握します。
記録がされている情報を見て借りすぎていればカードローンやキャッシングの審査には通らず、逆に特に情報に問題がないのであれば、審査に通る可能性も高まります。
一定期間に渡って情報は残る
信用情報機関に残るカードローンに関する情報は、数日や数か月といった短い期間ではなく、数年単位となります。
特に気を付けておきたいのは返済に関するトラブルで、大きな返済の遅れをしてしまうなどで「異動」という情報が記録されると、5年を超えない期間に渡って残ることとなります。
債務を完済してから5年となるので、完済をしない限りは異動情報は消えません。異動はいわゆる「ブラック」の状態となるので、異動が残る信用情報では各種ローンの審査も、クレジットカードの審査も通過は難しくなってしまいます。
変な情報が残るような使い方はしない
毎月の利用情報に関しても2年間は情報が残るようにもなっていますが、正常な利用内容であればカードローン審査、クレジットカードのキャッシングを含む審査では特に気にすることはありません。
住宅ローンの審査を受けるにあたってはカードローンやクレジットカードのキャッシング枠の情報が残っていると厄介なので解約をする必要がありますが、新たにカードローンを利用する程度であれば、年収に対する借り入れが多すぎないから問題はありません。
正常な利用履歴は新規での審査でもむしろプラスに動く場合がありますが、困るのが異動のようなネガティブな情報です。
このような変な情報が残ると今後の審査でも大きな悪影響を与えてしまうので、これからのローン審査、クレジット審査を不利にしないためにも、変な情報が残るようなカードローンの使い方はしないようにしてください。
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